市民後見研究実証プロジェクトにおいて開催してまいりました「市民後見人養成講座」は、これまで4年間で計約1,800名の方が修了されました。
また当プロジェクトでは、講座の他にも、後見等に関する研究・調査・教育・事業などの様々な活動を展開し、一定の成果をおさめてまいりました。
上記のような所定の成果を収めつつ、当プロジェクトは、平成27年3月31日をもって、同センターにおいて予定されていた4年間の研究実証期間を終了いたしました。
これまでご受講いただいた受講生のみなさまや講義、実習等でご支援・ご協力をいただいた方々に、あらためて深く感謝を申し上げます。
それで、これまでの市民後見研究実証プロジェクトの成果や理念を引き継ぎながら、平成28年4月に、新たに「地域後見推進プロジェクト」が設立されました。
同プロジェクトにおいて、これまでの成果をさらに発展させていくかたちで、後見等に関する研究や講座の開催などの諸活動が行われる予定となっております。
同プロジェクトでは、活動をより柔軟かつ広範に展開可能とするために、後見等に関する研究(講座に係る教育プログラムの開発など)は東京大学 大学院教育学研究科 社会教育学・生涯学習論研究室 コミュニティ意思決定支援プロジェクトが行い、他方、その研究成果等に基づき、講座の開催・運営などの実務的な面は一般社団法人地域後見推進センターが担うこととなっており、この両者が密接に連携しながら、今後、様々な活動が行われていく予定となっております。
上記のように、本年度から実施体制が変更されましたが、新しいプロジェクトにおいて、これまで同様(さらにそれ以上に)、後見等に関する研究や講座の開催などの諸活動が幅広く展開されていく予定となっておりますので、今後とも皆様の変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
*地域後見推進プロジェクトの詳細につきましては、下記のホームページをご参照下さい。
https://kouken-pj.org/